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【新刊案内】アサノタカオ随筆集『読むことの風』を刊行します

最終更新: 2日前







サウダージ・ブックスより、アサノタカオ随筆集『読むことの風』を刊行します。本書は2020年10月21日より、サウダージ・ブックスのオンライン・ショップおよび直接取引店で販売します(取次経由の書店・ネット書店への流通は予定していません)。



随筆集

読むことの風


2020年10月21日 初版第一刷発行


著者 アサノタカオ

発行 サウダージ・ブックス


装丁・組版 納谷衣美

編集 A.N.

装画・本文イラスト nakaban

印刷・製本 株式会社イニュニック


仕様 46判変形(幅122mm*縦188mm)/128ページ/並製

定価 本体1800円+税



【内容紹介】


固有の時間を生きるひとりのことば。それを自分自身の内にも探してみようと思い立った。すると、旅と読書の記憶に行き着いた。ことばの通じない異国を旅すること、知らない内容の書かれた本を読むことは、慣れ親しんだ世界から切れて、ひとりきりになるさびしさをともなう。しかしそのさびしさと引き換えに、ぼくは未知の世界へつながる喜びを得たのだった。

——アサノタカオ



「旅と読書は、「本当に大切なこと」を、さびしさに震えるきみに教える」。サウダージ・ブックスの編集人である著者が書籍や雑誌、リトルプレス、ウェブマガジンに寄稿したエッセイ、コラム、旅のノートに記したことばを集成した随筆集。ひとりになって自分自身を見つめ直す時間のなかで、世界や他者につながることの意味を問いかける。


購入者特典の付録には、夏葉社の島田潤一郎さんとの対談「ことばは個人的なちいさな声を守るもの」を掲載。



*本書の「あとがき」をこちらで公開しています。



【目次】


本を読む夜が深く極まるとき


1 本から遠く離れて——読書論


散文 本から遠く離れて

ひとりになること

愛する人たちとの絆を切って

散文 本屋さんに行くと沈黙がある

小さな声が小さな字にくっついて

京都の善行堂で

本を書いたことのないぼくに

散文 「自由」の風からの贈り物

主人のない夜の本小屋では

散文 書を持って、海へ出よう

カバーを外して、中身をぶん投げ

文字に当てていた指が

海は、ひらかれた書物に似ている

散文 コーヒーと椅子、そしてことばのろうそくたちと

ことばが見つからない

本を読むことが苦しみとなり


2 君のものではない、世界の声に耳をすませろ̶旅の短章


散文 君のものではない、世界の声に耳をすませろ

サンパウロから州の西に向かう

必要最小限の生活用品

ジャングルの巨木から切り出した数本の柱が

夜の通り雨が降りはじめた

散文 霧のなかの図書館で

出発前日に大雨が降り

「世界の秘密を知るために」

雲ひとつない星空の下で

散文 そしてダラダラはゆく

飛行機が南の島の上空にさしかかり

散文 群島詩人の十字路で耳をすませて

散文 詩と夜空にかがやくもの


3 読むことの風


散文 読むことの風

海に向かって、石ころを投げる


あとがき



【著者紹介】


アサノタカオ

1975年生まれ。編集者。大学卒業後、2000年からブラジルに滞在し、日系移民の人類学的調査に従事。2009年よりサウダージ・ブックスの編集人をつとめるかたわら、現在は新泉社・野草社で詩人・山尾三省の本などの企画編集を担当している。



サウダージ・ブックス有限責任事業組合

TEL&FAX 0467-62-3151

E-Mail info@saudadebooks.com

担当 アサノタカオ



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