About
知恵をひろい、歌をおくる。波のページに耳をすませる。
本の向こう側にひろがる、あこがれの風景へ。
サウダージ・ブックスは、2007年に神奈川県の海辺の町・葉山で生まれた出版レーベルです。
これまで沖縄・奄美や瀬戸内の島々を旅するなかで、さまざまな風景や人びと、ことばとの出会いから、14冊ほどの書物を刊行してきました。
2018年、しばらくの充電期間を経て、再出発します。自然の声に耳を傾け、その教えをわかちあうことも、これからのテーマにしたいと思います。
わたしたちが変わらず大切にしているのは、想いを込めて制作した小さな本を、小さな場所で、手から手へと受け渡していくこと。そして、読者の心の扉を開くメッセージを届けること。
家族で営むスモールプレスという原点に帰り、「旅」と「詩」と「野の教え」をテーマにする本を刊行していきたいと考えています。
代表 浅野佳代
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事業内容
出版 本を発行して販売します。
イベント企画 著者の講演やトーク、絵画・写真・映像などの作品展示、読書会やワークショップの企画・運営・プロデュースをおこないます。
編集制作 書籍・雑誌・ウェブメディアでの取材・執筆・編集・校正・デザイン制作を業務委託でおこないます。アサノタカオ編集室が担当します。
サウダージ・ブックス有限責任事業組合
TEL &FAX 0467-62-3151
営業時間:9時〜18時 定休日:土・日・祝
売上の1%は難民・移民を支援する活動に寄付されます。
サウダージ・ブックスの歩み
2007年11月 神奈川県の葉山で、アサノタカオが出版レーベルの活動を開始。レヴィ=ストロース&今福龍太 写真展 「ブラジルから遠く離れて1935/2000」(ギャラリーマキ)のパンフレットを編集制作。
2009年 5月 最初の本、今福龍太 編『ブラジルから遠く離れて1935—2000』を発行。発売元=有限会社 港の人よりほか2冊を出版。
2009年12月 叢書 群島詩人の十字路を創刊。
2012年 4月 香川県の豊島に移転。アサノタカオ、浅野佳代の2名で有限責任事業組合を設立。
2013年10月 西川勝『「一人」のうらに』、黒島伝治『瀬戸内海のスケッチ』を同時発行。発売元=株式会社 瀬戸内人よりほか6冊を出版。
2016年 4月 大原治雄 写真集『ブラジルの光、家族の風景』を発行したのち、活動休止。
2018年 4月 神奈川県の鎌倉に移転。
2018年 8月 代表をアサノタカオから浅野佳代に変更し、編集制作から流通・販売まで自主的におこなうインデペンデント出版レーベルとして活動再開。
2019年11月 宮脇慎太郎写真集『霧の子供たち』を発行。
2022年3月 編集制作部門として「アサノタカオ編集室」を開設。