2021年5月8日(土)16時〜、スロウな本屋でオンライン読書会「やわらかくひろげる——与謝野晶子『新編 激動の中を行く』を読む」を開催します。新泉社で編集を担当したアサノタカオが案内役をつとめ、本作りの視点からお話を。その後、哲学カフェの形式で2つの課題作品をじっくり読みます。
課題作品を事前にお読みいただけるとうれしいですが、事前にお読みいただかなくても楽しんでいただける内容です。はじめての方も歓迎します。
<課題作品>
・詩「そぞろごと」
・随筆「自己に生きる婦人」
(いずれも、与謝野晶子『新編 激動の中を行く——与謝野晶子女性論集』〔新泉社、2021年〕所収)
イベントの詳細はスロウな本屋のウェブサイトをご覧ください。
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ようこそ、読書会「やわらかくひろげる」へ
哲学カフェスタイルの読書会「やわらかくひろげる」を開催します。
本は一冊をまるごと読み込んで、著者の意図を頭で解釈しないとちゃんと理解したことにならない。そんなふうに思われがちですが、その日の気分や直感で本のページをパラパラめくって、1行・1句の気になる「ことば」を見つける。そこに自分との関わりを見つけるコツさえつかめば、その本は今日という一日を豊かにしてくれる、あるいは人生という時間を豊かにしてくれる自分だけの一冊になります。
詩や小説や随筆、文学のことばで表現される世界と、自分の内なる世界とのつながりをみつけて、自分のことばで語ってみる。ついでほかの参加者の語りに耳を傾け、自分の内なる世界を、 ふたたび他者や社会へ、 外側へとやわらかくひろげる。そんな想像力のレッスンを共にしましょう。
研究会や勉強会のような、難しいことはありません。学問的・歴史的な知識を前提とせず、いまここで出会った「ことば」がみずからに問うものを一人ひとりが心身で受け止め、分かち合う場です。
発言しないで聞いているだけでも大丈夫です。どうぞ気軽にご参加ください。
読書会「やわらかくひろげる」主宰
アサノタカオ
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